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Unity の Quick Search を Shift 2回押しで起動できるようにしてみた

はじめに

Unity の Package Manager 経由でインストールできる Quick Search という機能をご存じでしょうか?

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こんな感じの UI から、あらゆる モノ を検索できる超絶便利機能で、最近のモダンな IDE だと標準搭載しているコトも多かったりする「なんでも検索窓」です。

で、これの標準ショートカットキーが option + ' となっており、JIS 配列のキーボードの場合 option + shift + 7 となり若干不便だったので、JetBrains 製品的な感じに Shift キー2回押しで起動できるように設定してみたよってお話しです。

Quick Search のインストール

まぁ、これは今回のお話しの本題ではないんですが、とても簡単なので一応解説しておきます。

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メニューの Window > Package Manager を選択。

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表示される Package Manager の左ペインから Quick Search を探して、右下の Install ボタンを押下。

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option + ' で表示されます。メニューの Help > Quick Search からも起動可能です。

本題

Shortcut Manager で設定すれば良いんじゃないの?

無理です。

Unity に最近搭載された Shortcut Manager では2ストロークのショートカット設定ができないため、 shift -> shift という設定はできません。

なんなら、装飾キー (( shift とか command とか)) 単体入力の設定もできません。

Karabiner-Elements

pqrs.org

Karabiner-Elements という macOS 向けの入力拡張アプリを用います。

Karabiner で出来るコトは沢山あるんですが、今回は Complex Modifications という JSON 形式で設定を書くことで、少し複雑な操作を拡張するための機能を用います。

設定

こちらの JSON ファイルを ~/.config/karabiner/assets/complex_modifications/ の下に配置してください。
(ファイル名は何でも良いです。)

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んで、Karabiner の設定画面を開いて、 Complex Modifications の画面左下にある Add rule ボタンを押下

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表示される一覧の中から Double tap 'left_shift' to show Quick Search in Unity を探して、右側にある Enable ボタンを押下

以上で、設定完了です。

使い方

Quick Search インストール済の Unity の画面がアクティブな状態で 左 Shift キーを2連続で押下 すると Quick Search の画面が立ち上がります。

あとは通常の Quick Search の利用方法と一緒です。便利!