はじめに
2018/11/19 (Mon) 〜 2018/11/25 (Sun) に掛けて開催された unity1week に参加したので、それの感想などを書いてみます。
unity1week is 何?
正式名称は「1 Week Game Jam / 1週間ゲームジャム」と言い「お題に沿ったゲームを1週間で作る」というレギュレーションのオンラインゲームジャムです。
id:naichilab さんが個人運営する unityroom という Unity 製 WebGL ゲームを投稿するサイト上で四半期に1回開催されるイベントで、今回は記念すべき10回目ということで、テーマは「10」でした。
で、このゲームジャムに初参加してみたよ!ってお話です。
作ったもの
Binary というゲームを作りました。
今回のテーマが「10」ということで「これは2進数のイチゼロだ!」と無理矢理な解釈をして、2進数にちなんだルールのゲームに仕立ててみました。(詳しくはプレイしてみてください。)
初のゲーム作り
実は、個人としてゲームを作るのは初めてで、完全に一人で作ることの大変さを痛感した1週間でした。
実際に費やした時間としては10〜14時間程度かと思いますが、「 CAFU を使ったサンプルとしても公開できるようなコードを書こう」と考えました。 *1
極力依存ライブラリを減らしてローコンテキストにすることも目指してみたので、実際に利用したライブラリ・アセットは以下の5つのみとなります。
なお、1週間ゲームジャムの締切 *3 は日曜の20時ということになっているのですが、ガッツリ15時間くらい遅刻して、月曜の昼にリリースするという有様でした。
感想
大変だったポイント
殆ど時間を確保できなかったため、コード書くので精一杯で、音を探したりエフェクトを凝ったりなどは一切できませんでした。
また、WebGL 出力を行うのも初めてだったので、AOT コンパイルの罠 *4 を踏み抜き時間を溶かしたりもしました。
人に見せる前提で書いていたので、それも苦戦要因の一つではありました。
良かったポイント
コーディングでハマることは少なかったので、Clean Architecture 力は上がってきたのかなぁ?とも思えました。
そしてなにより、自分で作ったプロダクトに対してダイレクトに感想がつく嬉しさを実感できて、「あー、こりゃ病みつきになるわー」と感じました。
まとめ
正直、作るのは決して楽じゃないけど、プレイしてくださった方のフィードバックが得られるのは本当に嬉しいです!
そして、unityroom がアウトプットの場として上手く機能しており、コミュニティが健全に運営されているので安心して投稿できるのは素晴らしいことだなぁ、と感じます。
unity1week は力試しをするのに丁度よい要件と期間なゲームジャムだと思うので、今後も極力参加していこうと思います。
改めて、素晴らしいサービスとイベントを運営してくださっている naichi さんに心から感謝です!!!
おまけ
そんなわけで、今回のソースコードを GitHub にて公開しています。
https://github.com/monry/unity1week-binary
「もっとこうしたら面白くなるよ!」とか「音・エフェクト付けてみたよ!」などの Pull Request はいつでも受け付けております!!